久しぶりに衝撃を受ける本に出逢ってしまいました
「植物が、声をかけたり音楽を聴かせたりすると反応する 」
ということは知っていましたが、
今回衝撃を受けたのは、
実際に(危害を加えるなどの)行動をしなくても、
人が何かを意図した(「危害を加えよう」などと考えた)瞬間に反応を示す
ということです。
以下は著書の内容の一部
・植物は世話する人に同調する
・植物の縄張り意識
・人間や、人間以外の生命体に同調する
・「死」ー究極の脅威ー(自分や他の生命体のに反応する)
・生きたバクテリアとの同調
・動物の細胞から人の細胞へ ・・・など。
また、(エビや微生物といった)自分以外の他の生命体の死にも反応し、
情報を伝え合っているという。
映画「アバター」でも植物同士がコミュニケーションをしていましたが、
現実の地球でも起きていたということです。
さらに興味深いのは、
同様の反応が植物だけでなく、
切り取られた食用の牛肉片の細胞や
人間の精子や体細胞の一部でも同様の反応が見られたということです。
つまり、人間が意識する・しないに関わらず、
私たちの体は細胞レベルで様々なことに反応しているということです。
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面白いですね〜・・・
園芸や農業関係の方や、植物に興味のある方にオススメの一冊です
『 植物は気づいている 〜バクスター氏の実験〜 』
【内容】
失ったもの:恋、家財道具一式、声
残ったもの:ぬか床
ふるさとに戻り、メニューのない食堂をはじめた倫子。
お客様は1日1組だけ。
そこでの出会いが、徐々にすべてを変えてゆく。
(※ 書籍帯の文章より)
【感想】
ーーー目の前のお客様のことを想いながら、
自分のできる最高の料理をお出しするーーーー
どんな仕事をしていても、
誰かのことを想像し、
「こっちのがいいか?」「ああしたほうがいいか?」な〜んて考えながら、
一生懸命に働くことができるのは
とっても幸せなことだと思います
今の私にとっての「家事」は、
お金をもらえるわけではないけれど、
そこには尽きることのない作業と工夫の広がる「仕事」なのかもしれません。